北澤宏一先生ご逝去のニュースを拝見いたしました。
本当に大好きな先生でした。
学生時代の私に、ヒラ教授の意味を楽しそうにお話しくださったことや。
博士審査の時の厳しいご審査や。
申請書のアイディアを褒めて下さったことや。
新書を交換しあって、311後の日本の科学社会のあり方についてお話しいただいたことや。
私の中では、いま、巨星が落ちたのと同じ感じを受けています。
時代が流れていきます。
でも、日本の科学社会が良い方向に向かっているようには、私は感じられません。
旗を振ってる方がどれだけ頑張って下さっても。
現場はそう簡単に変わらない。変われない。
それには相応の理由があり、それを今は書けません。
ずーーーっと、ご存命でいていただきたかったです。
助成式などで、またひょっこりお会いして、現状に対し叱咤激励いただきたかったです。
いまはただ、先生がいなくなり、怖いと思ってしまうダメな教え子です。
さようならが書けません。
どうかこれからも、ご著書やご論文で、我々をご指導ご教授ください…