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「開発」に必要なセンス

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<本日の写真>我が子のドリブル練習用に買ったボール。家のロビーで練習して、最高17回までできるようになりました♪



実験室ではうまくいくのに、工場レベルだとものが上手く作れない。
産学連携を拒む大きな理由の一つでもあり、また、企業研究者様が悩む問題の一つでもあると思います。

でもなぜかたまに、「神の目」を持つ方がいて。
その人が数回チャレンジすると、工場でも作れるようになる。

どうやったらそんな人材を育てられるんだろうと思っている時に、今回、その方の学生時代を知ってる方にお話を伺うことができて。
とにかくその人は学生時代からよく実験をし、その様子を観察していたと。
待ち時間の間も実験室で、反応の変化をず−っと見ていたと。

まぁつまり、そういう人材を育てたかったら、
・基礎知識
・実験量
・観察眼
→本質を見抜く目
を学生のうちに鍛えることが重要であると。
いうことになりましたので忘れないうちにメモしておきます。



。。。うん、当たり前の帰結になっちゃったんですけど。
この「当たり前」ができなかったりするんですよねえクリック→

sachi * 日記:教育 * comments(5) * trackbacks(0)

親の口グセ 子の口グセ

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<本日の写真>巷で噂の「貼るマニキュア」INCOCOを試してみました。ベ−スとトップコートを本体へ一体化させた発想もすごいですが、感温性接着含む界面制御技術、揮発性溶媒をしっかりシ−ルドし、かつ使いやすい包装技術など、目を見張る商品です。使う時は甘皮に「絶対」かからないようになさって下さい。持ちが悪くなります★



我が子は可愛いおしゃまさん。
さらさらストレートで肩より少し長い髪は、美容師さんに「染めてるんですか?」と聞かれるくらいな栗色。
そんな五歳の口グセを、忘却しないうちにメモ。


管理人が「さくらはホントに可愛いし優しいし賢いし、きゃ〜!」みたいな溺愛する言葉を言うと。
可愛く首を傾げながら。

「親バカじゃないの?」


さくらの飲み物を準備しようと、「麦茶とジュ−ス、どっち準備しようか」と旦那と話してると。

「麦茶で結構ですよ」


保育園で書いてきてくれる言葉は。

「ママだいすき」


そして寝かせつけにベッドで、管理人の首に手をまわしながら。

「ママはさくらの宝物♪」



幸せだよなぁクリック→



sachi * 日記:プライベート * comments(0) * trackbacks(0)

非平衡な論文

評価:
無藤 隆
フレーベル館
¥ 1,995
(2004-09)
コメント:わが子が喜んで読んでいます。

<本日の写真の代わりに>恐竜の図鑑の次にわが子が欲しがったのは、この哺乳類・爬虫類の図鑑でした。しかも、自分で、恐竜の図鑑の帯から見つけて欲しがったのです。わが子ったらおねだり上手(おい)



管理人は、興味の赴くまま研究をさせて来ていただきました。
自己集積を軸に、高分子、物理、そして今は無機材料科学科にいます。

無機なのに、こんな研究をしていいのかと自問自答しながら。
でもやらせていただいた研究が、このたび、publishの運びとなりました。
こちらです↓


動画がね、下の方についてると思います。
勝手に白いのが動き出すんですよ。
面白いでしょう?

この論文はね、ヨウ素でしか動かない自発運動系を、なんとかして毒物じゃないもので動くようにしたい、っていうモチベーションから生み出したもので。
「やりたい」って思いだしてから、もう5年以上経っています。
この現象を見つけてくれた前の職場の学生さんは、もうすっかり社会人です。

インパクトファクターは高くないけど。
一つ一つの現象を丁寧に考え、組み立てて。
正直、「やりきった」と思える論文です。

科学者の自己満足ではあるのですが。
この論文を読んで、だれかが少しでも面白いと思ってくれたら。
そして誰かの役に、少しでも立ったなら。
研究者として本当に光栄です。



審査員の先生方、本当にありがとうございましたクリック→
sachi * 研究:自己組織 * comments(5) * trackbacks(0)

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<本日の写真>ご近所さんからいただいたチュ−リップ。散った花びらと茎で、我が子五歳がコラージュを作りました。虹色の花と緑の虹だそうです。素敵♪



夕べ寝かせつけしている時。
我が子が突然。


「さくらが死んだらどうする?」


と聞いてきました。

言葉に詰まった後。


「そんなこと考えたくない。
…死なないで」


と答えたら。


「人間はいつか死ぬんだよ。」

「死なないで」

「さくらが死んでも、でも、傍にいるよ」

「死なないで」

「うん」

「死なないで」

「うん」

「死なないで」


ずっと、そう繰り返していました。

なんだろう。突然。
五歳の子供が、自分の死を考えるなんて。

最近はね。
我が子は、ちゃんと考えて、自分の意見を言うようになってきました。
勝負に負けて泣きたくなったら、一人で物置で泣いてたりします。
成長してるんだな、って思うとともに、もう、あの天真爛漫な赤ちゃんではないんだなって、なんだか寂しくなって。
我が子の顔を覗き込み、昔の面影を思わず探しています。


我が子五歳。
辛い時に、逃げださず、立ち向かえる子になるように。
愛情はしっかり伝えながら、努力の楽しさと大切さを分かってもらう経験をさせながら、甘やかさない。
バランスが難しそうですが、愛情多めで伝えていきたいと思います。



厳しい方向へ行きガチなんですよねクリック…→
sachi * 日記:プライベート * comments(0) * trackbacks(0)

OCWやってみました。

評価:
手塚 治虫
サンリオ
---
(1981-02)
コメント:漫画が許されない我が家で許された、数少ない漫画が手塚治虫先生の作品でした。写真が出ないのか残念すぎます・・・

<本日の写真の代わりに>これ、画像でないの残念です・・・私が小さいころ大好きだったユニコを、わが子が読むようになりました。



YouTubeなどでも、無料で素晴らしい講義が展開される中。
大学の存在意義の定義がますます難しくなっていると思う管理人です。

そんな中、本学も、Open Course Ware、通称OCWなるものを行っています。
ウェブ上で、講義ノートなどを皆さんへ公開するものです。
「皆さん」の対象としては、学内向け、学外向け、と、アップする教員側が選べます。


講義はね、ナマモノだと思うんです。
その場の学生さんの、その場の空気を読み取り、その場でもっとも適切な方法で伝えるようにする。
レポート締め切りで眠そうだったら、眠らないように小話を多めに入れるとか、無駄に「野球好きな人!」みたいなアンケートして、手を上げさせてみるとか。
予想より理解してなかったら、即興で黒板で説明を行うとか。
そうやって、学生さんの理解を向上させるモノじゃありませんか?

だからね、よく分からないんです、このOCWの意義が。
特に今、私が所属している学科の学生さんは少人数であり、プリントの配布も困りませんし・・・

お金のない人にも教育の機会を均等に、というのであれば、それはすごく意義があると思うのですが(2013.4.17. でもOCWって「教育」じゃないんですって★コメント欄参照★★)
学費を払って我々の講義を受けている学生さんに、なんだか申し訳ないんじゃないかとか。
その一方で、国民の税金をいただいている国立大学法人として、一般の方にも少しでも公開したほうがいいのかなとか。
私ったら、まだ意見が固まっていません。
いい歳して問題ですよね。


でね、まぁ、いじってみたんですよ、OCW。
見てみたら、他の先生の面白い講義に、思わず嵌ったり。
これ、学生というより、教員の私にとって良いシステムだな、と思いました(おい)。

というわけで!
このたびめでたく量子力学をやっている管理人。
昨日、わりにうまくいった講義をOCWへアップロードしてみました。
ただ、一応、学内限定ですけど・・・
(ちなみに、一般に、教育目的であれば「学校における複製」に当たり、著作物は自由に使えます。参考はこちら→http://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime7.html
どんな風に使えるか、しばらく試行錯誤してみたいと思います。

そんなOCWはこちらです↓
TOKYO TECH OCW




アトキンスの物理化学をメインに使っている以上、OCWでの著作権の問題は避けられなくて、一般公開やめちゃいました★すみません★
もしよろしかったら、ほかの方の楽しい講義をご覧くださいクリック→
sachi * 日記:教育 * comments(8) * trackbacks(0)
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