<本日の写真>産まれて初めてお中元をいただきました♪
眠いのに眠れず苦しんでいる管理人です。
胃はむかむかして気持ち悪くなるは、目は痛くなるは、頭も痛くなるは、熱もないのにかなり満身創痍感ただよってます。
どうなってるんだ私 orz
まぁこんなときこそ。
以前から
「書かせていただきます」宣言していた、アカデミアのワーク・ライフ・バランスに関してー
(ぱふぱふー)。
アカデミック、つまり大学や研究所で、育児と仕事のバランスをいかにして取っていくかと言う問題なのですが。
私は実は、企業にお勤めの方よりもずっと、バランスが取りやすいんじゃないかと思うのです・・・★
なんでかと言うとですね。
たとえば大学教員の例をとるのであれば。
大学の研究所勤務でない場合、大学からもらうお給料は基本、教育分としていただいてるわけですね
(うちには研究手当てなんてのもありますが)。
その上で研究は、教員が
独自の裁量で行っているのです。
ですから大学当局側から見れば、そもそも二足のわらじをはいているようなものなのです、研究者は★
そりゃもちろん。
研究って言うのは時間かかります。
合成実験屋さんなんていったらあーた、一日
14時間労働あたり前なところだって少なくないでしょう。
でもそれは別に誰かに義務としてやれと言われたわけではなく、自分が選んだ実験であり、自分で予定を決められるものがほとんどです。
(ただし!これが学生さんの場合は話が変ります。
ここでは大学教員に絞ってお話をさせていただきます)
実際に、文系の研究者であれば、週に一度しか大学へ行かない方もいらっしゃる訳です。
そのほかの日は家で研究されています。
(追記 早速ご質問いただいちゃったんですが、国家公務員だったところである国立大学でも、文系の人は講義のある日にしか来ないのか?そしたら勤務日数足りないんじゃないのか?って言われたんですが・・・ 国立大学文系の状況がわかりませぬ(TT))
(↓↓↓ここから、7/28追記)
だからですね。
企業でワーク・ライフ・バランスを導入される場合の施策として代表的なもののうち
・時短制度導入
・週に3〜4日勤務
の二つがあると思うのですが、この点に関してはアカデミアの研究者の場合自分の裁量でなんとかなると思うのです
(ただーし!上司の理解はどうしても必要で、そういう意味ではアカデミアでのリーダーに対するリーダー講習が浸透していない方が問題かと・・・
んで、こちらの問題は、別に男女共同参画に限らず、アカハラだのパワハラだの大学発ベンチャーがうまく行きにくいだのに絡むので、また別枠の議論になるんだと思います★)
で、ですね。
企業と大きく異なるところはですね。
企業の場合、産休・育休を取られても、企業の制度がしっかりされている場合には職場復帰が可能であり、その後の昇進に関しても、きーーーっと、あまり響いてこないんじゃないかなと予想されるんですが
(←ここ、雑誌情報とかだと「響いてこない」ってことになってますが、実態が怪しいです★ 企業の方、ご教授いただければ幸いです★★)。
研究者の場合は
業績リストってものが一生ついてまわるので、育休をとったり自分の裁量で育児に時間を割り振ったりした場合、その間へった業績が自分の次の職探しや昇進にどうしたって響いてくると考えられます。
その減った業績をどう取り返すのか。
それとも取り返すとは考えず、研究者の本来あるべき姿
(本来あるべき姿はたぶん、個人の業績にこだわるのではなく、科学・技術への貢献を喜びとする姿だと思うので★)を目指すのか。
(↑↑↑ここまで、7/28追記)
だから・・・
大学教員の場合は。
子供がいようといまいと。
研究業績を上げようと頑張るかどうかは、自分次第なのです。
そりゃもちろん。
夜に会議が入ったりもします。
でも逆に、昼間は家にいる事だって可能ではあるのです。
そうするかしないかは、自分の教育方針次第なのです。
研究業績が上がらなければ、次の年からの研究が大変になる。
任期制の方であれば、次の職がない事だってあるでしょう。
でも・・・それは、子供が居ても居なくても同じこと。
もしあなたが期限のある中で結果を出したいと思うなら、長時間拘束される実験ではない切り口をみつけるでしょう。
(だから私は、基礎研究分野での任期制導入は反対だったのですが・・・まぁでも、パーマネントになってから基礎研究をやればいいのかなと思い始めましたが★)
だから結局。
大学教員であるところの私が、ワーク・ライフ・バランスをとるのに必要なのは。
私自身が
どんな生き方をしたいかを決めることだーっ
(* ̄0 ̄*)ノ オォー!!
答えは「両方全力投球」・・・ってなるんですけど、体力・精神力がついていかないらしい★
私の症状を見て「鬱病じゃないか」と言われたのですが、ほかの欝の方を見ると、こんなんで病気って言ったら申し訳ない気がする・・・(60%で日記部門へ飛びます↓)
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