昨日は、実家近くでお茶の後、そのまま父上の誕生日パーティーat居酒屋に流れ込んだ管理人です。
というわけでー。
久しぶりのお茶ネタ♪
お茶といえば、まぁ、お茶を飲むこと一つに尽きるわけですが。
お茶をいただいた後、せっかくご亭主さんが出してくださった道具について、由来をお聞きしたりする訳でございます。
しかしですね。
普通のお稽古で、そんな由来のあるものを使うわけがなーく(!)。
大体、その場の即興で名前をつける訳でございます。
お茶を入れる容器とかはね。
まぁ、
「瀬戸(焼き釜の地名)の肩つき(形)でございます」みたいにそのまま言えます。
お茶を入れる容器を包む切地はね。
これもまぁ、もともと名前があるわけでございます。
困るのが、
茶杓(お茶をすくうスプーン)。
こいつには、大体、
「○○お家元作の”なんちゃら”でございます」ってお答えするんですが。
この”なんちゃら”に、季節を感じさせる言葉を即興で付けるわけですよ。
言えねぇ・・・
(-ω-`;。)フッ
でまぁ、毎回、言葉につまり、上目遣いでお師匠さんに助けを求めるわけですが。
先生「お茶杓のご銘は?」
私「坐忘斎お家元の・・・えっと・・・」
「そぅねぇ・・・たまゆら、なんてどうかしら?」
「・・・え?」
「たまゆら。って言わないかしら?」
「・・・あ、はい、”たまゆらでございます”」
私。茶杓を自分の膝元に取り込みながら。
「・・・・・・先生、たまゆら、って何ですか?」
「さぁ・・・
私もよく知らないのよ」
( ゚Д゚)爆!
というわけで、辞書引き↓
たま‐ゆら【玉響】
#(万葉集の「玉響たまかぎる」を玉が触れ合ってかすかに音を立てる意としてタマユラニと訓じた) ほんのしばらくの間。一瞬。一説に、かすか。方丈記「いづれの所を占めて、いかなるわざをしてか、しばしもこの身を宿し、―も心を休むべき」。「―の命」
#草などに露の置くさま。〈日葡〉
[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]
ちょうど昨日は雨。
お庭の赤楓の、露の美しさについて話した後でした。
お師匠さん、ほんとにご存じなかったのかなぁ・・・?
ウ・・ ウ〜ン(-ω-`;。)
区切りの写真;昨日は久しぶりに、風呂の初炭に茶碗飾り(お薄とお濃茶)をいたしました。イヤー、忘れてる忘れてる汗。写真は初炭のセッティングー
↑しまった!ハビバビバ、になってましたっ!正確には風炉です・・・(pm11:30記。教えてくれたmy同僚、ありがたう♪)