<< May 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 我が子の言葉 | main |

オープンアクセス化への流れ

すみません、すごい久しぶりなのに覚書です。

残念なことに、各種学術領域に入っていない私は、この辺の情報が疎くて時代に取り残されそうなので・・・

 

2018年9月4日。Science Europeが発表したイニシアチブ「cOAlition S」

これを受けて、税金やファンドを使って研究した成果を論文で発表する場合、オープンアクセス化を強く推奨する10の原則「プランS」。

参考:https://rcos.nii.ac.jp/miho/2018/09/20180906/

 

このプランSの改訂版が出たのが2019年5月31日。

cOAlition S参加機関による研究助成を受けた研究成果(査読出版物)は、すべてOAジャーナルかOAプラットフォーム、またはOAリポジトリに即時発表しなければならないとされる日が、当初計画されていた2020年ではなく2021年1月1日

米国や中国、アジア諸国のようにプランSを推進していない国も多数ある

参考:エナゴ「プランSの学術界への影響(2)」

 

最近のオープンアクセスジャーナル増加の背景の1つだと思います。

ヨーロッパの出版社とアメリカの出版社のバトルになりそうな・・・

ちなみにいくらくらいになるかというと、

 

ヨーロッパなRSCだと

Full Gold open access journal (RSC advance (IF3.0くらい), Nanoscale adance,など)

Communication 1,000ユーロ(2020年1月現在だと12万円くらい)

Article 1,600ユーロ(2020年1月現在20万円くらい)

 

アメリカなACSだと

ACS Omega(IF 2.58)で750ドル(2020年1月現在8万2千円くらい)

 

ちなみにNatureのオープンアクセスジャーナル、

Nature Communications(IF 11.8)だと$5,380 (2020年1月現在59万円・・・!!!?)

 

Nature Communicationsの金額は二度見しました。あってますよねこれ?

前出そうとしたとき、自腹でもいいやと思ったことを思い出しましたよ、えぇ。

IFが上がるほどに金額が上がっている気がしますね。

権威の商業化ですよね・・・

 

 

なので、IF3くらいのだと、あえてオープンアクセスジャーナルに出さなくても、普通のジャーナルでオープンアクセス化してもいいんじゃないかと思ったのですが。

ACS系ジャーナルは、すぐにオープンアクセス化するプランだと4,000$(2020年1月現在43万円)、1年後にだと2,000$。

それぞれACS会員だと500$割引・・・

 

RSCのColloidal Chemistry(IF=4)だと$2,330(2020年1月現在25万円)・・・

 

 

 

........ ( ..)スゴスゴ

 

 

 

お金がなければ出版できないのがオープンアクセスジャーナル。

お金がない→論文が出せない→助成金やポスト取って来れない→お金がない、の負のスパイラルが起きそうです。

論文数で評価している学術分野の、評価基準変革が望まれるんでしょうね。それはたぶん良いことなのでしょう。

ちなみに2/1が娘の中学受験です・・・!

 

JUGEMテーマ:学問・学校

sachi * 研究:心の赴くまま * comments(0) * -

スポンサーサイト

スポンサードリンク * - * - * -

コメント

コメントする









このページの先頭へ